たみはみた

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日記

エバーグリーン 人間工学に基づいたエルゴノミクスなペンマウス WOWPEN JOY Pen Mouse(Black) が届いたので早速メインのマウスと取り替えてみました。最初だけはいつもと感覚が違うので少々戸惑いましたが、思っていたよりは違和感なく普通のマウスのように使えます。手のひらが真下ではなく斜め45度程度傾いている独特の形状はたしかに腕にかかる負担が少ないように思えました。


気になった点は無駄に背が高いことでしょうか。指が触れない部分にもマウスが上に出っ張っていて、キーボードを打とうとするとこの部分がじゃまになります。正直この出っ張りが何のために存在しているのかわかりません。


戻る、進むボタンの位置も気になりました。普通に握るようにしてマウスを使うと右手の親指がちょうど進むボタンの方にかかるのです。進むと戻るでは圧倒的に戻るの方をよく使うので、この配置は逆の方が良かったのではないでしょうか。どうしても慣れないという人はマウスユーティリティの類でボタンを入れ替えてしまうのがいいと思います。ちなみに私は戻るボタンがうまく押せるような持ち方を模索しています。


コンセプトとしてはおもしろいマウスだと思います。腕への負担軽減という観点から考えれば、この形状の方が普通のマウスよりもいいことは確かです。いろいろなメーカーから同じようなコンセプトのマウスがもっとたくさん出てくれば、いろいろと洗練されて良くなっていくのではないかと思います。個人的にはロジクール製の練り込まれた製品を使ってみたいです。斜め45度まで傾けなくても腕への負担は軽減されるので、普通のマウスももっと傾いていけばいいんじゃないでしょうか。


正直に言ってこの製品は買いかと聞かれれば、現状ではオススメできないと言っておきます。普通のマウスに慣れきった人だと、最初にさわった時に拒否反応を示す可能性も否定できないからです。しかし、最近右腕の調子がおかしいとか、変わったマウスをいろいろ試しているとか、人間工学に基づいた製品が大好きだという人は試しに使ってみるといいんじゃないでしょうか。